Leipzig Tourismus und Marketing GmbH

Augustusplatz 9, D-04109 Leipzig
 
Stand / Druckdatum: 09.12.2016

Promenaden Hauptbahnhof | Leipzig Tourismus und Marketing GmbH

 

 
 
 
 
 
 
 
 
   
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観光案内~ライプツィヒ発見    ショッピング/お食事    中央駅プロメナーデン
 

中央駅プロメナーデン
Promenaden Hauptbahnhof

ライプツィヒ中央駅(Leipzig Hauptbahnhof)は1915年開業のヨーロッパ最大の頭端式駅で、鉄製のアーチ型屋根の連なる空間に地上地下合計23線ものプラットホームがずらりと平行に並んでいます。

内部は東西ドイツ統一後に全面的に改装され、交通施設としての歴史的な駅舎に現代的な駅ビル型商業施設「プロメナーデン(Promenaden)」が一体化されました。1995~97年にかけたこの改装では駅舎内3層にわたって142件もの商店が新設されたほか、かつての待合室等の華麗な内部装飾も保持され、新たに店舗として生まれ変わりました。ここには服飾品・化粧品・書籍・家電・生活雑貨・グルメ食品などが豊富に揃った各専門店、スーパーマーケットやレストランなどがあり、両替所・郵便局・コインロッカー、そしてシャワー室や警察署まで置かれています。立体駐車場をも備えたこの駅ビル「プロメナーデン」は月~土曜の夜22:00まで営業しており、店舗の大半が日曜に開店していることも大きな魅力です。
 
 
所在地
Willy-Brandt-Platz 7, 04109 Leipzig
(中心街を囲む環状大通りに面した北東の一画)

最寄り停留所・鉄道駅
► Hauptbahnhof(ハウプトバーンホーフ / 中央駅):路面電車・鉄道各線

標準営業時間(各店による相違あり)
月~土曜9:30~22:00
日曜・祝日13:00~18:00

公式サイト
http://www.promenaden-hauptbahnhof-leipzig.de
 
 
 

◆ライプツィヒ物知り事典15

ライプツィヒ中央駅
Leipzig Hauptbahnhof

ライプツィヒ中央駅はヨーロッパ最大の頭端式駅(=列車が通り抜けられない行き止まり構造の鉄道駅)。建築面積は83,640平方メートルで、駅舎正面の横幅298メートル・列車発着階の天井高27メートル・開業時のプラットホーム数26線に達し、ドイツ中部圏の交通結節点として現在その利用者数は1日平均約120,000人を数える。旅客案内などのサービスにおいて最上位のカテゴリに分類される国内21ヶ所の駅の1つ。その規模はライプツィヒの近代史を反映している。本項ではいかにしてライプツィヒにこの巨大な交通施設が誕生したかについて、歴史を少しだけ振り返ってみたい。


ヨーロッパの鉄道黎明期は言うまでもなく近代工業化時代と重なり、ライプツィヒの鉄道の歴史もこの時代に始まった。1839年にはライプツィヒ~ドレスデン間にドイツ地方初の長距離鉄道路線が開通する。当時のドイツ地方は統一国家ではなかったために単一の鉄道事業者が存在せず、主に私企業として発足した各地の鉄道事業者がそれぞれの路線を開設していった。それゆえ各都市の市街には路線それぞれの起点駅がいくつも並立することとなる。事業者はその後整理統合され、ドイツ諸国内でそれぞれ国有化されてゆくものの、市街の起点駅間の移動の不便さに変わりはなかった。
 
 
メルゼブルク駅(左)とドレスデン駅(右) (1862年)
ライプツィヒ市内にも1839年にドレスデン駅(前述のライプツィヒ~ドレスデン線)、1840年にメルゼブルク駅、1842年にバイエルン駅、1856年にテューリンゲン駅、1859年にベルリン駅(駅名はそれぞれの行き先を表す)と複数の駅が開業してゆくが、目的地へはその都度別の起点駅を使用しなければならなかった。これを改善するため、ドレスデン駅・メルゼブルク駅が並んで建ち、テューリンゲン駅とも近接する中心街から北東の一画に各線を集約させ、旅客・貨物を一括して取り扱う「ライプツィヒ中央駅」として大改造する計画が立つ。折しもドイツ諸国は1871年にドイツ帝国として国家統一を果たし、当時の好況によるライプツィヒのさらなる経済発展と交通需要を追い風に、ここにドイツ帝国の鉄道網の一大ターミナルとなるべく巨大な駅舎が建造されることが決定したのだった。

ライプツィヒ中央駅の建設工事は1909年に始まった。当時のドイツ帝国の鉄道部門はドイツ諸国統一以前のまま統合されておらず、したがってライプツィヒ中央駅は旧来のザクセン王国鉄道・プロイセン王国鉄道という異なる公営鉄道会社の共同使用駅として建設され、それゆえ待合室や入口ホールなどがそれぞれの鉄道事業者用に東西に2つ並んだ特異な構造となった。既存駅からの段階的な移行による部分開業を経て1915年に竣工し、同年12月4日に開業式が行われた。これによって誕生したヨーロッパ最大の頭端式駅は文字通りライプツィヒの「顔」となる。
 
 
開業当時の中央駅
ドイツの都市の中央駅の多くが市街外部にあるのに対し、ライプツィヒ中央駅は中心街に面して立地し、非常に高い利便性を持つ。現代になってこの特長を生かす全面改装が行われ、1997年には駅舎と一体となったショッピングモールが誕生した。中央駅構内はこれ以降〝街の一部〟となり、ますます活気を呈するようになる。2つの歴史的待合室はそれぞれ店舗として生まれ変わった。また東端の25・26番線はその役目を終え、立体駐車場へと改造された。24番線は「博物館線」となり、名車フリーゲンダー・ハンブルガーの量産車SVT137形など歴史的車両の動態保存・展示に使用されている。

なお、1915年の中央駅の誕生によって市内のすべての駅が1つになった訳ではなく、位置的に統合が不可能であった市街南のバイエルン駅(ドイツ現役最古の頭端式駅)などが計画からぽつりと残された。トンネルを建設して中央駅とバイエルン駅とを結ぶ構想が持ち上がり、中央駅建設時に掘削が開始されたが、第一次大戦の戦況悪化によって中止を余儀なくされた。中央駅とバイエルン駅との接続は市の課題として残され、ようやく21世紀に入って2003年に地下路線「シティー・トンネル(City-Tunnel Leipzig)」が着工された。中央駅の1~5番線直下に2線の地下ホームが建設され、中心街の地下をシールド工法によるトンネルで貫き、南へと抜ける新路線が歴史的な2つの駅舎を繋ぐ。シティー・トンネルは2013年12月15日に開通し、両駅の間にはマルクト駅(Leipzig Markt)、ヴィルヘルム・ロイシュナー広場駅(Leipzig Wilhelm-Leuschner-Platz)という地下駅が新設された。ライプツィヒの越年の夢は、中央駅開業から100年を前に遂に実現されたのだった。